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㈱はの字食品 ブログ
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ここ数日雨降りの日が続いていましたが、今日の焼津の空は久しぶりに綺麗な夕日が
出ていました。
蒸し暑いこの時期、今日はちょっと涼しくなる(?)、はの字の昔話 第二段です。 

はの字が創業を始めた頃から2代目時代にかけて撮った仕事風景の写真を見ると、今と服装がずいぶんと違います。
現在は白衣に長靴、帽子にエプロンと衛生・安全を第一に考えられたものを身につけています。
しかし当時は現在のような白衣やビニール製の長靴、エプロンはありませんでした。

男性は、以前このブログでもご紹介した“魚河岸シャツ”に厚手の前掛け。
また、女性はお着物の裾をはしょって袖はたすき掛け、頭は手ぬぐいで姉さんかぶりという
スタイルでした。
そして驚きなのは、寒い冬でも履物は男性はわらじ、女性は高歯の下駄だったんです。
魚を捌いたり擂ったり、常に水に触れている現場でみんな寒さに負けずはの字の味を
守り続けました。
2代目は今でも「むかしゃ~さーんむいっけだよ(昔はすごく寒かったんだよ)」とよく思い返して
います。

昔話を聞くたびに、みんなで守ってくれたはの字の味をこれからもたくさんの方にお届けしたいと心新たな気持ちになります。

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はの字の庭の片隅に赤ちゃんスイカが実りました。
夏ももうすぐそこです。






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今週日曜日、6月15日は父の日です。
日頃の感謝を込めてメッセージやギフトを贈るのは、贈る方も贈られる方も楽しいですよね♪
お父さんの好みや健康等を考えながら、ぴったりのギフトが見つかった時は嬉しいものです。
 
まだ何を贈るか悩んでらっしゃったら、はの字の「福盛」セットはいかがでしょうか??
今の時期でしたら旬の“しらす”や“桜海老”のしんじょがお薦めです!
お父さんのおつまみにぴったりな、胡椒の効いた“とりなんこつ”も最近のいちおし商品です。
また根っからの練物好きのお父さんには、王道の練物の味わいが楽しめる「揚助」や、お家できたてをほおばれる「あげたてや」が人気です。
揚げたてのさつまあげはつめた~いビールにぴったりですよ♪
 
番外編として、3代目女将が「これはおいしい!」と感動してはの字さかなセンター店に置くことになった「よせゆば」も味わっていただきたい逸品です。大豆の風味がとても濃厚なゆばで、ねっとりとした食感にやみつきになってしまいます。
よ~く冷してわさび醤油や柚子胡椒でいただきます☆
 
はの字ではいつもありがとうの気持ちを込めてさつま揚げをつくらせて頂いております。
お父さんへの感謝のプレゼントとしてぜひご利用くださいませ!

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←福盛には「おつまみ揚げ」のおまけ入り。
  枝豆、たこ、いわしからあげなどなどが入ります!





雨の多い季節になりましたね。
はの字は田んぼに囲まれているので、雨が降ると周りが一面湖のようになって景色ががらりと変わります。
夜にはお月様が水面に映ってとても幻想的です☆
 
そしてこの雨の季節は、秋冬用新製品検討の大詰めの時期でもあります。
新製品は毎年毎年出されますが、アイデアが尽きることはありません・・・
特にはの字の3代目社長は次々と新製品を思いつくアイデアマンなのです。
いつも大胆な発想に驚かされます!
お客様が何を必要としているかを第一に、「こんなのあったらおもしろい!」というアイデアや今年の天候(ちょっと寒いとおでんがよく食べられ、寒さが厳しくなるとお鍋にシフトする等の傾向があります)等をみんなで議論して新製品ができあがっていきます。
1つの製品が出来上がっていく過程を経験するのは毎年のことですがわくわくします。
今年はどんなものを皆様の元へ届けられるか、今から楽しみにしています。
ちなみにさかなセンター店限定の新しんじょ「ピリ辛ザーサイ」は近日発売予定です♪
さかなセンターへお寄りの際はぜひお試しください☆

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はの字の周りの風景。
今はまだ田植えがされていないので一面にお水が張られています。
昼はサギ等の鳥達の憩いの場、夜はカエル達の大合唱ステージです。





はの字は創業大正10年。
八十余年の歴史を二代目や三代目から聞くと、現在からは想像もできないような昔話がたくさん出てきます。
例えば30年ほど前までは、繁忙期の真冬は深夜2時に仕事が始まり、終わるのは夜の0時だったとか。二代目、三代目が「今は楽な時代になっただよ~」と言うのも納得です。

今日はもうちょっと前のお話、3月にラジオ出演した時に少し話題に出た「はんぺんの茹で汁」についてです。

焼津は“ゆでかまぼこ”生産日本一。
(ゆでかまぼことは、黒はんぺんやなると巻きなど茹でて作る練物のことです)
黒はんぺんは江戸時代に焼津の漁師さんたちが自家用に作っていたものがルーツです。
昔から身近にあった食べものですから、焼津の人たちはおいしい食べ方を知っています。
その一つが、黒はんぺんの茹で汁でつくる『おすまし』です。

はの字には、お食事時になるとお鍋をもった近所のお母さん達が来て、茹で汁を持って帰っておすましの出汁に使ったそうです。
お魚の骨のエキスまでたっぷり入った出汁ですから、味わい深い一品ができあがります。

茹で汁まで食べてもらえるなんて幸せな食べものですよね!
時代が変わり今ではもうそういった光景は見られなくなってしまいましたが、余すところなく食べてもらえる、そんな愛される練物を作り続けていきたいです。

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←今年の春夏新商品の『いわしの醤油焼き』
  黒はんぺん同様、お魚の骨まで丸ごと擂って栄養満点。
  焦がし醤油が香ります☆





はの字さかなセンター店では、しんじょや揚げたて屋(串さつまあげ)のアツアツ実演販売をしています。

できたてを「そのまま食べて行くよ~」とほおばりながら、ぶらぶらセンター観光を楽しんでくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。
そんなお客様にしんじょやさつまあげをお渡しする時に使うのが“油紙袋”です。
(お一つの場合は食べやすいように紙にお包みしますが)
 
昔はお肉屋さんでコロッケを買ったりするとこの袋に入れてくれました。
最近はあまりみかけませんが、揚げ物を油紙で包むとなんともいえない食欲をそそる香りがして、コロッケがより一層おいしそうに感じたものでした。
 
はの字の揚げたて練り物もそのままでも菜種油とすり身と具材の香ばしい香りがたまりませんが、油紙袋に入れることによって香りが高まって、食べる前のわくわく感がパワーアップするような気がします。
私自身、さかなセンターで揚げたてを食べる時は必ず、まず袋に入った香りを楽しんでしまいます。

油紙を作るのは手間がかかり、はの字で使っているものは特注品です。
この“油紙袋”、実ははの字の隠れた名脇役なのです。

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