㈱はの字食品 ブログ
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はの字は創業大正10年。
八十余年の歴史を二代目や三代目から聞くと、現在からは想像もできないような昔話がたくさん出てきます。 例えば30年ほど前までは、繁忙期の真冬は深夜2時に仕事が始まり、終わるのは夜の0時だったとか。二代目、三代目が「今は楽な時代になっただよ~」と言うのも納得です。 今日はもうちょっと前のお話、3月にラジオ出演した時に少し話題に出た「はんぺんの茹で汁」についてです。 焼津は“ゆでかまぼこ”生産日本一。 (ゆでかまぼことは、黒はんぺんやなると巻きなど茹でて作る練物のことです) 黒はんぺんは江戸時代に焼津の漁師さんたちが自家用に作っていたものがルーツです。 昔から身近にあった食べものですから、焼津の人たちはおいしい食べ方を知っています。 その一つが、黒はんぺんの茹で汁でつくる『おすまし』です。 はの字には、お食事時になるとお鍋をもった近所のお母さん達が来て、茹で汁を持って帰っておすましの出汁に使ったそうです。 お魚の骨のエキスまでたっぷり入った出汁ですから、味わい深い一品ができあがります。 茹で汁まで食べてもらえるなんて幸せな食べものですよね! 時代が変わり今ではもうそういった光景は見られなくなってしまいましたが、余すところなく食べてもらえる、そんな愛される練物を作り続けていきたいです。 ←今年の春夏新商品の『いわしの醤油焼き』 黒はんぺん同様、お魚の骨まで丸ごと擂って栄養満点。 焦がし醤油が香ります☆ PR |
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